上手な人と一緒に弾く

オーケストラの御仕事は時々しかしてないのですが、最近何度か弾く機会を頂きました。同じプルト(隣同士で同じ楽譜を見て弾く)の方が上手な 方だと大変弾きやすく、1人よりも上手く弾ける時が多々ありました。

音の出し方、フレーズの作り方、安定したリズム感、安定した呼吸感等々…

自分が上手く弾けず苦労している箇所や課題が見えてる箇所を、隣の方が涼しい顔で何の苦労もなく出来ている時、大きなヒントを掴むチャンスです。『このやり方で試行錯誤していたけど、そうではないこちらのやり方のほうが良かったのか…』それは、左手の指使いであったり、右手の弓捌きであったり、様々です。直ぐに真似して修正出来る時、時間を掛けないと出来ない時など様々ですが、大きな刺激になります。

私がレッスンさせて頂く時は、あまり生徒さんと一緒に弾かなかったのですが、これからは時々一緒に弾かせて頂いたら何か得るものがあるのかなと思いました。

久々の投稿になります

半年近くほったらかしにしてしまい、すいません。

活動は続けており、リサイタルも終了してしまいました‼️

頑張って更新して参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。

上田晴子先生の室内楽レッスン

上田晴子さんは、室内楽アンサンブル専門のピアニストです。

世界の一流の弦楽器や管楽器のプレイヤーの方々と長年共演しています。パリの音楽院にて長年御指導されています。

私は恥ずかしながら20代の頃から10回程?(数えきれない)姫路で毎年開かれている室内楽のセミナーに参加させて頂いています。

ピアニストの方とDuo(ソナタ)で参加したり、ピアノtrioで参加したりと形態は違えど、毎回目から鱗の素晴らしい御指導を間近で見てきました。

私は普段、ピアノよりも弦楽器のほうが繊細な楽器で表現もデリケートだと思っています。しかし、上田晴子さんのセミナーに参加すると毎回その考えは間違っていると思わされ、1人で反省しています。

ピアノは、鍵盤のタッチする場所(手前、奥)を数センチずらしたり、タッチの深さをコントロールするだけで無限の音色が作れるのですね。

繊細な表現が出来るか否かを決めるのは楽器ではなく、演奏者の力量なのですね。

上田晴子さんの音楽性は繊細さと大らかさの両方を兼ね備えており、毎回ピアノという楽器の新たな面を見せて下さいます。

チェロ以外の色々な楽器の素晴らしいプレイヤーの演奏を聴く機会は世界を広げてくれます。

今年の夏も是非マスタークラスに参加したいですね。