オペラ『蝶々夫人』を演奏しました。

皆様、またまたご無沙汰しています。実は、何ヵ月もこちらのblogにログイン試みても出来ず、更新出来なかったのです。

周りの方に助けて頂き、ログイン出来て、ホッとした心持ちで只今書いています。

半月程前にオペラのオーケストラメンバーとして演奏会で弾かせて頂きました。恥ずかしながら、オペラを弾かせて頂くのは初めての経験でした。

なかなか大変でした。

まず、長い!! シンフォニーの4~5倍もの演奏時間。

そして、テンポが揺れに揺れて、拍が分からなくなる‼️オーケストラは基本歌の伴奏なので、歌手がどのように歌いたいのか瞬時に判断して寄り添って弾かないといけません。

不器用な私は曲を自分の物にするのが人一倍時間がかかるので、練習時間も人の2、3倍は必要なのです。

オペラとなると練習箇所が膨大なので、正直なところ自分のキャパシティを超えていたと思います。

まだ小さい2人の息子がいるにも関わらず、オペラ本番2週間前からは個人練習をしてから深夜に帰宅する毎日でした。その期間は子育てをほったらかしにしており、妻には大変負担を掛けてしまいました。(勿論、普段から負担を掛けております…)

本番前日は練習が追い付かず、何とホテルに泊まる羽目に…申し訳ありませんでした…

今回の経験から、自分の弱点や練習の仕方の改善点を改めて発見出来ました。時間と体力にも限界があるので、如何に限られた中で曲を仕上げるかを、常に考えてゆく必要があります。個人練習も、常に想像力を働かせる必要があるのですね。それは、技術的な事は勿論ですが歌手や他のパートの事も把握する必要があります。

シンフォニー、バレエ、オペラ、室内楽、ソロ…。

チェロを演奏する場合だけでも様々なジャンルがあります。

それぞれの難しいポイントはジャンルによって違うので、それらを見極めて限られた時間内で準備出来ないといけません。(作曲者によってもかなり違ってきますが)

今回は、オペラが初だったと言うのもあり、ポイントが掴めてないところが多々ありました。

上手く出来なかった箇所もあり、悔しい気持ちもあります。

また、貴重な経験をさせて頂いたので、大変有り難かったです。

また、機会がありましたら是非やりたいですね。

新たな発見が多々ありましたので、これをきっかけに更に成長出きるよう、精進あるのみです。40過ぎても若い方々から学ぶ事だらけです。ひとつひとつの経験を大切にやって行きたいですね。勿論、生徒さんのレッスンにも生かしたいですね。

本日もありがとうございました。

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