ベートーヴェンその2

ベートーヴェンの楽譜は、小さい音からいきなり大きい音の指示があったり、一瞬だけ大きな音を出させてその直後に小さな音を出させたりします。

演奏者にとって、他の作曲家の作品以上に瞬発力が求められ、運動神経も必要です。

強弱の指定が細かいので、4、5種類の音色を瞬間で変化するのはなかなかの表現力、気力が求められます。

ベートーヴェンの4番のチェロソナタとハ短調トリオの本番があと1ヶ月余りとなってきました。

もう少し悪あがきを続けます‼️

ベートーヴェン

こんにちは。

秋から冬にかけては演奏会が多いですね。

最近、そして近々ベートーヴェンの曲を演奏する機会が多くなっています。

11月はベートーヴェンの弦楽4重奏の1、2、3番その翌日には交響曲第9番(第九)を演奏しました。

来年2025年は3月にベートーヴェンのチェロソナタ4番とピアノトリオ1番。更に5月には弦楽四重奏4、5、6番、8月はチェロソナタ1番。

プレイヤーとしてはそこまで演奏会をこなしていない部類のチェロ弾きなので、なかなかハードなスケジュールが続きます。

ベートーヴェン以外の演奏や指導のお仕事も頂いてますので、一つ一つ丁寧に向き合って行きたいですね。

まだまだベートーヴェンについて語るのは大変おこがましいのですが、最近ベートーヴェンの曲を練習したり人前で弾かせて頂き気付いたことや発見した事がありますので、近々投稿させて頂く予定です。

とりとめのない文章で申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

やはり音

チェロを弾く上で弾き手の個性が出るのは音色だと思います。魅力が出るのも音。

ストラディバリやガルネリ、アマティを弾いても弾き手の音になります。

色々な方と一緒に演奏させて頂くと皆さんそれぞれ千差万別の音を出されます。チェロだけでなく、ヴァイオリンやヴィオラ、コントラバス、勿論ピアノも。

ピアノは同じ楽器でも弾き手によって全然違った音がするので、分かりやすく、面白いです。

どういう音を出したいのか、具体的にイメージ出来ると、その音に近づけると思います。

最近の私の課題はクリアに音を響かせる事です。発音良く響かせるのは低音楽器では容易ではありませんが。それに加えて

艶があって、柔らかいけど芯があって懐の深い音。

遠い道ですが精進続けます。