今回3回目のチェロ発表会でした。ここ最近、この時期に毎年している発表会。今回は、体調不良で直前に出演キャンセルの方が出てしまいました。
しかし、残りの出演者6人全員がソロとアンサンブルの両方演奏してくださり充実した物になりました。ソロ演奏に加えて、アンサンブルを2曲の計3曲の大活躍の生徒さんも。お陰様で、少ない出演者ながらも1時間を超えたしっかりした発表会でした。チェロは元々アンサンブル楽器として発展してきたので、全員にアンサンブルを経験していただきたい願いがあり、皆さん快く引き受けて下さいました。
今回演奏しましたアンサンブル2曲は、どちらもチェロ4重奏です。風のなまえを教えて(作曲者不明)とシャコンヌ(J.S.バッハ)です。チェロアンサンブルは、どうしても第1チェロ担当がメロディーを弾く箇所が多く、音域も高く負担も多いのです。第1チェロを担当下さったお二人は素敵な演奏をしてくださいました。
生徒さんの演奏を聴きながら、レッスンに関わった者として、反省点も多かったのです。皆さんのチェロから出てくる一音一音にかける思いはかけがいのないもので、私の責任は重いと改めて実感しました。
皆さん、buravo!!